前回のつづき
証券会社と銀行で投資信託を購入する場合は何が違うのか?というテーマです。
一番私が懸念する点が『手数料』になります。
①購入手数料
②信託報酬(運用手数料)
この2つがよく聞く手数料ではないでしょうか。
購入手数料とは
今投資を始められる人の中で口座開設する証券会社の中で主流なのが “ネット証券” です。
口座開設・資金の入出金・銘柄の購入などを全て自分で行います(証券会社に問い合わせをしてアドバイスをもらう事ももちろん可能です)
銀行で投資を始めるとなると、やり取りを銀行窓口で行い銀行員と対面で口座開設や銘柄選定を行う形となるので “対面手数料” がかかってくる銀行も少なくありません。
しかし証券口座を開いたり口座を自らが管理する事は、今まで銀行口座を開設したり自らATMで入出金や振り込みをしてきた事とぼぼ内容は変わりません。
銘柄選定についても、日々みなさんが「食べログ」で “料理が美味しいお店”“コスパの良いお店” を探している事を考えれば自身で銘柄の中身や特徴を調べ、理解した上で購入する事は不可能ではないと思います。
信託報酬とは?
投資信託というのは私たちのお金をプロの運用会社に預けて運用をしてもらう仕組みになります。
なので銘柄によって運用会社に払う手数料も様々ですが、それ以外に販売会社(今回でいうと銀行)にも手数料を払う事になります。
銀行にとっては手数料が高い銘柄を選んでもらった方がいいので、銀行員からおすすめされる銘柄は、ひょっとしたら通常よりも手数料が高い銘柄を勧められる可能性があります。
おすすめされる銘柄をそのまま購入するよりも、ほんの少しでも自分自身で株式投資・投資信託の仕組みを勉強すれば、自分が目指す投資方法に近い資産運用ができるのではないかと思います。
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